最近スターバックスによく行きます。
学校で作業がはかどらない時や、環境を変えたい時に訪れてコーヒーを飲みながらペーパーを書いたりします。
実は今も近所のスタバにいて、エントリを書いてるんですが、ここには実に様々な人がいます。
今日発見した人はラップトップで文章書いてるのかとおもいきや、タイプライターで印刷してました。
ガシャ、ガシャッ! チーン、、、ガガガドドガガガガってけっこう破壊的な音を撒き散らしながら作業してて、その音があまりにもリズミカルなのでたぶん今日は筆が進んでたんでしょう。
ラップトップとタイプライター、、、カタチは思いっきり似てるんだけどやってること全然違うな。
タイプライターってあくまでもフィジカル。キーを押した力が伝わって、実際に印刷するアームが紙にプレスする、 やり直しはきかない。一方のラップトップはキーと画面とがあって、そしてよくわからない複雑なモノその間を仲立ちしてる。やり直しもできるし、他のフォントも使えるし、本当に便利なんだけどもその中でそぎ落とされてしまったものも多いなぁ。
建築はかなりタイプライター的です。古いです、遅いです、やり直し利きません。
でも自分たちのまわりにはドンドン便利な道具があふれてきていて、空間を介さないコミュニケーションのあり方が生活のなかで大きな比重を占めるようになってきました。 ってことは建築もそれに合わせてなくなるかっていうとそうではなくて、便利さの中でそぎ落とされてしまったものをすくいとるようにやっぱりFaceToFaceは必要ですね。 そこはそれとしておいといて、もうひとつ、そういうデジタルテクノロジーと空間を掛け合わせることでさらにおもしろいエクスペリエンスって生み出せないんですか? テレビが薄くなって壁になって空間と一体化するなんていう安易な結論ではなくて。
もうちょっと考えます。 タイプライターのおっちゃんとともに。
http://www.geocaching.com/ -- GPSで宝探し!! 日本サイトもあるみたい