最近右目の視力が落ちてきている。 片目を瞑ると輪郭がぼんやりする。
たぶんディスプレイの見すぎで利き目から弱っていってるのかもしれない。
学校にいた時はこんなふうにはならなかった事を考えると、最近の作業量は結構多いんじゃないかと思う。 まぁたぶん歳のせいもあると思うんやけどね。
GWに入って少しのんびりと作業が出来るようになった。
お昼に出社してもいいので、自転車での通勤の道のりを毎日変えて楽しんでる。
今日は広尾の有栖川記念公園という家から自転車で10分くらいのところにある森深い公園に行ってきた。 園内の高低差がかなりあるスリリングなところで、今日のようにちょっとシケった天気の時は、土のニオイが濃くなって本当に山の中にいるようなかんじになる。 すぐそばには都立中央図書館という大きな図書館が隣接しているので、静かに本を読みたくなったらここに来る事にしよう。
東京は不思議なところだ。
高層ビルがあって、コンクリートジャングルで(LA程ではないけど)、人が多くて、雑然としている、けれども少し大きな通りの脇に入って見ると どきりとするほど鮮やかな緑や、広い墓地、立派な門の寺がある。 好き勝手に育ってゆく都市だけれども、本当に肝心なところは避けて通っている様にみえる。 そういう節操のない中でのギリギリの理性が、街で息継ぎする場所を与えているように思う。
そんな場所を目指して漕ぎ出して行く。
ひと漕ぎ毎に街は姿を変えていって、一本の道はいくつもの支流にわかれてゆく。
今日選んだ道が昨日の道に繋がっている時には、この都市の事をなんとなくすこし深く知れた気になれてうれしい。
行きがけと帰りがけ、今週はぐるり遠回りすることにしよう。